小沢健二のあのライブ盤が出るらしい。

 

正直、最近の(いや、昔からか)(読みづらいオフィシャルサイトに代表される)メンドクサイ表出方法や傾倒しているらしい環境問題啓発的なことには全く興味が無くて、90年代のいわゆる渋谷系といわれたアーティスト達の中で、ある種一番悪い意味で「カルト」化しちゃったと思っている「我らが」オザケン

 

2010年のツアーも、ボーダー着たオジサンオバサンばかりで埋まったコンサートホールの絵を勝手に想像して、結局申し込まずにいたし、そのライブ盤を含めた作品集を¥15,000で出したときには本当に閉口し、分別もついて年をとった「僕ら」がホイホイとお金を、15,000円もの金額を払って「作品」を「拝受」している姿は正直心にグサリと来る風景に思えた。

 

いい意味でも悪い意味でもコドモっぽいと思ったし、「集金」「お布施」といわれてもしょうがないと(当時割りと熱狂的なファンだった僕ですら)思った。

 

その作品集のライブアルバム部分が3枚組のCD単体で出るらしい。

これは嬉しい。「オザケンの音楽」が自分にとって、「青春の遺物」として、「高校三年生」として機能していくのか、現在進行形で付き合っていける=現在進行形で音楽として、アートとして刺激を受け続けられる存在として聴いていけるのか、の分かれ目になると思う。どっちになるかは正直怖いところもあるけど、家に届くのを楽しみにしていたい。

我ら、時?通常版

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